たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

苦手な季節は春なので

今週のお題「小さい春みつけた」

春が苦手です。生暖かくというより生ぬるくなり、湿気が増え、芽吹きに負けて体調が悪くなります。

なにより湿気が大嫌いなので、一年中冬でもいいと思いました。

そんなわたしがカムバックウィンターと叫びたくなるのは、花粉症の予報です。

わたしは花粉症ではありません。花粉症の人の話を聞いていると気の毒になります。

しかし親戚や身内は杉でろくなことをしていません。子供時代の伯父は花粉の時期になると杉の堅いつぼみでパチンコして遊んでたそうです。

父などは子供の頃、花粉の時期になると、杉の木でぶら下がり運動をして、ぶわっと花粉をまき散らし、

「うわはははは煙幕だ煙幕だ」

などと騒ぐ始末。

なのにこの人達はまったく花粉症では苦しんでいません。「運命とはなにか」と考えてしまいます。

わたしが仮に花粉症だったらめちゃくちゃ文句を言ってたでしょう。どうもアレルギーに強い一族に生まれついたようです。

しかし、この時期が近づくと、「そろそろ自分の花粉症ではないか」と毎年悩みます。くしゃみはすることもあります。目がかゆいもないことはないんですが、別に医者行くほどの事ではありません。

こないだ鼻風邪を引いてた時には「ああ鼻にちり紙突っ込んでたい」と思いました。百均に行くとちゃんと鼻に詰める脱脂綿が売っています。しかもメンソール入りと至れり尽くせり。

あそこまで行って花粉症なんだと思いました。

とはいえ気になるので、花粉症の時期になると「もうじき春か……」とうっとうしい気分になります。

春になると衣替え、エアコンのフィルター掃除など、頭の痛い問題が山積み。そして夏が来ても暑いだけでとくに楽しみにすることはありません。

思えば夏のいいイメージなど夏休みがあったからで、あれが無かったら単にクソうっとうしい季節として放置されそうな気がします。

春から夏へ一気に話がすっ飛びました。

ことしは過ごしやすい季節であることを祈るばかりです。

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