たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

秋が来るとやってること

お題「秋といえば!」

夏生まれですが、秋が一番好きな季節です。涼しいし爽やかだし、昼寝にいいし食べ物は美味しいし。

まあ湿気に弱い体質なので、好きな季節っていえばどうしても秋や冬になりますね。

秋が来るとやってることはいくつかあります。

まず紅葉を見にいきます。紅葉なんて意識しなくても見られていましたが、最近はなんか意識しないとそのうち消えてます。やかましく宣伝してたソシャゲのように。

別に場所はどこでもいいです。近所の銀杏並木であろうが、鎌倉の寺であろうが。

今年はもう柿の木に紅葉した葉っぱがあるので、来月には見事な景色が見られそうですね。

一級建築士がやってる自宅兼カフェに行ったことがあるんですが、外のテーブルに色づいたモミジの葉っぱが数枚散らしてありました。絵に描いたようにきれいで、雑誌みたいな生活送れる人っているもんだなあと思います。

自分はやってみたいんですが、やった瞬間に、

「お前そんなに自分のセンスに自信あるの? ねえ、それほんとにきれいだと思ってる?」

という心の声に負けてできません。

どんぐり探しも秋の醍醐味です。いい年してどんぐり探しもないもんですが、一応拾わないで子供に残しておくだけの理性は残っています。

だいたい日本列島に人類が来たのが約3万8000年前らしいんですよ。そんでもって農耕が始まったのが紀元前5世紀。

ざっくり計算して3万5000年間はドングリ拾ってたわけじゃないですか。もはや本能のレベルでどんぐり拾ってるんですよ。

でも一番近所でどんぐり落ちてた林が宅地造成されました。このご時世で誰が買うんだろうと思ってましたが、買った人がいました。おかしい。わたしの大学の同級生で戸建てを買った人なんかゼロなのに。

他にやることと言えばサツマイモでさつま汁を作ること。それからキノコで混ぜごはんを作る。これは絶対にやりますね。

風情のない話をすると、秋になると衣替えとエアコンフィルターの掃除をしなきゃなりません。

今年こそは、どこかで滝が流れ下るみたいな紅葉をみたいもんです。