たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

禁酒法が出来てもたぶん1ミリも困らない

お題「お酒での失敗談」

あまり酒が呑めません。全くというわけではないです。大学の時にアルコールパッチテストをしたところ、「酒豪でも下戸でもないが呑めないことがない程度」とかいう微妙な判定でした。

正直自分より酒が駄目な人には1滴も呑ませたら駄目な気がします。

そんな自分ですが、ごく親しい人を除き呑めないとは言ってません。酒飲みというのは呑めない人を信用しないからです。

そりゃあまあ自分が酔っ払ってやらかしてる時、シラフのやつが観察してるとイヤですよね。

というわけで呑めないとは言わずしらばっくれてるばかりに、飲み会のときには無駄な苦労をしています。

まず、飲み会が8時スタートの場合、7時頃に牛乳とチーズを胃に入れておきます。そして直前にソルマックを気休めに飲み、さらにお守りとしてウコンの力を買っておきます。

飲み会がスタート。まずビールをひと口。酒というのは美味しいものです。悔しいことに。

そしてなるべくタンパク質と脂質を多く口にします。べつにフライドポテトが大好きだからえこひいきしてるわけではありません。枝豆と豆腐、卵焼きなどをセレクト。

個人的に神だと思ってる酒があります。

『超濃厚ジャージーヨーグルト酒』です。

個人的に酔いが回るのが遅く、味も美味しくて助かります。ほんとにヨーグルト飲んでるのかって感じですが、飲むヨーグルトなど目じゃないくらい濃厚。かつ美味い。

これを牛乳で割ってくれたらさらにベネです。これでもアルコール分5パーセントほどあります。

個人的にはアルコール分2パーセントくらいがなんとか1杯飲める範囲内なので、割ってくれたら感謝します。まあ置いてないほうが多いですけどね。

ちょっと小洒落た店ならシャンディガフを頼みます。ビールをジンジャーエールで割ったもんです。

酒飲みからは「え、ビールなんて水みたいなもんを更に割る? イカれてんじゃないのこいつ」みたいな顔をされます。

「酒がたくさん呑めれば偉い」というパリピ大学生みたいな価値観の人とは遠ざかっておきましょう。肝臓のためにも適度な飲酒がいちばんです。

そしてひっきりなしに水を飲みます。この点、飲み屋はウーロン茶ばっかりでノンカフェインが置いてないから困ります。ひどい時はバッグに水のボトルを用意して、店の外でこっそり飲んでいます。

ここまで努力しても、だいたい30分ほど経つと酔いが回ります。胸焼けから始まり、腕のあたりがまだらに赤くなって痒くなってきます。1時間経つと寒気と頭痛と吐き気が襲ってきます。

やっと飲み会から開放されました。まず水を飲みます。駅のベンチで死にそうな顔をしながら用意しておいたウコンの力を一気飲み。だいたいこれで夜10時くらいです。

30分くらい休んだらお家に帰って寝ます。

わたしはたぶん禁酒法が出来ても全く困らないタイプの人間だと思います。

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