たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

お弁当のあんず、最初に食べる?最後に食べる?

ガラスボウルに入った干し杏。「ヨーグルトにいれるの好き」と吹き出しがある。

今週のお題「お弁当」

崎陽軒シウマイ弁当、おぎのやの峠の釜めし。有名駅弁として首都圏の話題をさらう2つです。

もはや人気というより、定番ですね。「これ選んどきゃハズレ無し」ってやつです。迷ってる時や急いでる時に便利。

そんなシウマイ弁当峠の釜めしに意外な共通点があります。

どっちにもあんずが入ってます。

このあんず、わたしの周りでは「要らない」って人が多数。

「なんで入ってるのかわからない」

「必ず残す」

「存在意義がひとつもない」

などとろくなことをいうやつがいません。あんずの神様に怒られろ。

わたしはあんず大好き派なので悲しい限りです。

自分でも干し杏買って食べるくらいですし。

だいたいドライフルーツってあんまし日本では馴染がない存在ですね。あって干し柿くらい。昔の日本って秋になる果実といったら柿くらい。りんごは意外にも明治からです。

冬にはみかんがあるんですが、年中湿気と戦ってる日本で乾物が作れる季節はほぼ秋から冬に限られるでしょう。

冬過ぎて取れるみかんはたぶん干しても湿気にやられるんでしょうね。皮は干して陳皮とかにしてたみたいですが。

はなしを弁当のあんずに戻しますが、みんなから嫌われているこのあんず。意外にも愛好者が多いらしく、最近まで廃止されずに済んでホッとしています。

わたしはあんずをデザートとして食べます。ちょっと歯ごたえがあって、でも中間ではねっちりしていて、甘いけど甘すぎず、わずかに酸味が食後にさわやか。

お茶でも飲めば、「ああ食べた食べた」と満足できます。

だいたい3口くらいで食べてます。

崎陽軒はいいんですが、峠の釜めしの場合はちょっとたいへんです。釜めしは具が沢山あって、あんずを一時置きする場所が少ないからです。まずふたの裏に置いときますね。

そして鶏肉を食べて、しいたけやなんかを動かしてご飯を食べて、みたいに具とご飯の場所取りゲームみたいなことをしていきます。釜めしや丼の食べ方はご飯の上に具を残しておくタイプと、わたしみたいに隙間が出来たところに落としていく人がいますね。

カツ丼とかだと垂直に食べていくんですが、釜めしだと具がいろいろなんで味の変化を楽しみたい。そういう理由であっちゃこっちゃ動かしつつ食べていきます。

そしてコンプリートしたらデザートにあんず。ご褒美です。

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