たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

すべてがM(漫画)になる

脳内で考える時、文字を使うか映像かどうかってたまに話題になりますね。わたしの場合、文字より音声、そして映像で考えてます。

音声の場合は脳内でひたすら喋ってる感じ。ちょっと怖いですね。

映像の時は、例えば

「隣のおばさんが犬連れて歩いてたな」だと、

そのまま隣のおばさんが犬つれて歩いてる映像が出ます。

図書館なんかだと便利です。文字までは覚えてませんが、三段目の棚の上から3つのところにあの本がおいてあるな、とかできるからです。

ただし困ったことが一つ。この映像記録、

個性の強い漫画を読むとその絵柄に変換されます。

ベルばらとか読んで『笑う女性』を考えると下のように変化。

この症状は絵柄にもよりますが、30分くらい続きます。つーか上の画像がAdobeの無料にあるのがびっくり。

JOJOとか北斗の拳とか絵柄が濃いやつは大変なことになります。

どこのパロディ同人誌だよ、みたいな光景が脳内で繰り広げられることに。

「こないだの会議で話してた案件は…」とか思い出そうとすると、会議室とそこにいる人が全て荒木飛呂彦の絵柄に変化します。

もはやSTAND PROUDが流れてくる勢い。

このせいでわたしはJOJOを三部だけしか読めていません。勢いがあるせいで、3時間くらい脳内の絵柄が変化しています。

あの本には読むと自動的に脳内映像が乗っ取られるスタンドが仕掛けられています。アニメとかもそうですね。

似たところでもっとたいへんな人が知人にいます。

超絶絵がうまい、どれくらいかといえばジャンプ連載のチーフアシができるくらいの人です。

この人は直前に読んだ漫画やアニメに書く絵が乗っ取られます。前日にエヴァ見てるとそれっぽい絵に、ルパンを見るとそういう絵に変化。

アシスタントや同人誌を書くうえでは便利この上ない能力ですね。

ただ、自分の絵柄というものがないんで、プロとしてはたいへん苦労したようです。

わたしはプロの漫画家にならなくていいんで、脳内出力だけしてくれる画力が欲しかった人生でした。

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