たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

料理する理由

ものを作ることが好きです。手芸なら刺しゅう、ビーズ細工、洋裁など。落書きとか、マンガ原稿作成、文章作成、アロマテラピー、レジン、ネイルアートなどもやったことはあります。

さて、こういう作成系の趣味に共通した困りごととはなんでしょう?

完成品を置く場所がなくなることです。

作ってる間はいいんですよ。出来たものをどうするか。飾っとくとか売るとかいろいろあります。

わたしは自分の作品を飾るほど自分の感性に信頼を置いてません。もちろん売れるわけもなく、ガラクタが溜まり続けます。

同人誌作成なんか置き場の確保に困るものの筆頭ですね。売り上げを読み違えて段ボールと同棲始めた知人友人の多いこと。

わたしは自作同人誌の在庫なんぞいさぎよく捨てるので気にしてませんが、「無駄金使ったなあ……」って後悔は消えません。

その点料理やお菓子作りなんてのは気楽です。出来たら食べりゃいいんですから。

なんか記念に取っときたいなあ、と思えば写真にでもしとけばいいんです。どうせ半年も経てば忘れます。

似たようなところでパソコンやスマホでの文章作成やイラスト、画像、動画作成があります。これも物理スペースはパソコンかスマホだけなのでお手軽。

まあ、気楽に作れて置き場が気にならないという点で料理が好きです。

気合い入れて料理することもありますが、それほど金が掛かるわけじゃないですし。

個人的にはチャーハンに凝ったことがあります。

料理しながら考えています。米粒をべたつかせず、しかし玉子の膜をまとわせるにはどうすべきか。ひとつひとつの米粒に熱がどのように通るか。水分を如何に飛ばすか。

まあ玉子かけごはん作ってそれを焼くって方法に自分としては落ち着きました。

料理する時に一応できあがりから逆算して考えます。

例えばシチューなら、ニンジンは歯ごたえが欲しいから大きめに切る、玉ねぎは溶けるからくし切り、肉はスプーンに乗る程度の大きさにするとか考えてます。ジャガイモはしみしみにする小さめのものと、ホクホクを愉しむために切り分けとくとか。

あとシチューならサラダも平行して作ります。野菜を切るときついでにレタスをちぎって水気を切って切ったトマトと冷やしておく。パンなら室温にしてシチューが出来る寸前にすぐトーストできるように準備。

まだ品数が足りないというならブロッコリーをレンチンしてハイミーと黒コショウで味付けしときます。

シチューを煮始めたら酢と油とめんつゆでも混ぜてサラダのドレッシングを適当に作って、レタスとトマトにかけてなじませます。シチューはまだ煮えないのでこの隙に皿洗いを済ませます。

シチューができるとき、最後の味見をするタイミングでトーストを作成。

だいたいこんな感じで平行して考えてます。

料理は手順ひとつとっても意味があるんで、味を追求したいときはそこらへんを考えてますね。

まあ、料理が趣味だと確実にカロリー過多には悩みますが。

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