たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

失われつつあるフリスク

フリスクが好きです。あのプラスチックケースに入ったミント菓子ですね。眠気覚ましや気分転換にうってつけのやつです。

確か最初に食べたのは機内食についてきたやつです。知らないで食べて舌が焼けるかと思いました。

しかし辛さとか刺激とかは慣れるもんで、今では無意識に3個くらい取り出してガリガリかじっています。

ところがこのフリスク。値上げがすさまじい。

たしかコロナ前は100円ちょいで買えたと思うんですよ。それが今200円するかどうか。倍プッシュですよ。古い言い方だと倍率ドンさらに倍。

しかもプラスチック入りじゃなくて、缶入り60個のやつが主流になっています。べつにそれでも悪くはないんですが、どうもミントの効きが足りない。

わたしが愛して止まないのは黒ケース入りのフリスクでした。ブラックミントですね。これでないとどうも食べた気がしないのです。

激辛中毒者がCoCo壱で無意識に10辛を頼むように、ミント中毒者のわたしはブラックミントを6粒くらい食べていました。しかしです、今は無い。

販売元のサイトには、プラスチックケースタイプはもうフリスク ペパーミントしかありません。

代わりに缶入りのヤツが並んでますが、こいつらは基本ミントが足りない。リンゴだとかレモンだとかグレープだとか軟弱な連中ばかりです。

いいですか、果物味食べたきゃグミでもミンティアでもなんでもあるんですよ。あの激辛ミントはフリスクにしかなかった。だからこそわたしはフリスクブラックミントを買っていたわけです。

なのに売ってないとかどうしたらいいんですか。しかもノーマルタイプも値上がり。

このままだと電子たばこに手を出して、リキッド自作に走りそうです。

ただしこれは喫煙者でもなければニコチン依存者でもないのに、わざわざ喫煙所に行って、他人様の副流煙に悩まされつつ吸わなきゃならないという欠点があります。

たかがミントの摂取にそこまでしたくありません。

ミントタブレットの自作という手もあります。わりと簡単に作れそうなんですが。

自作ミントタブレットは、なにをどう見ても違法性の高い薬物に間違えられるという問題が発生します。

薬物の "ゲートウエー" ~MDMA 本当の怖さ~ | その他 | NHK生活情報ブログ:NHK

というわけで、重度ミント中毒者のために、早くフリスクブラックミントを再販してほしいと願ってやみません。