終わりましたねハロウィン。しかしいつからこんなにはやったんでしょう。
そもそもハロウィンと聞くたびに、
「七つの鍵を持て開け地獄の門!七鍵守護神(ハーロ・イーン)!」
というマンガ『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』の呪文を思い出します。
いい加減にこの呪いから抜け出したい。できればBASTARD!! が再開するまでに。
まあ、同作が連載されてたころ、つまりまあ80年代後半あたりにはハロウィンといえばこの呪文しか思いつかない程度の認知だったような気がします。
ちなみにわたしがこよなく愛する『パンプキン・シザーズ』、この作品もハロウィンがモチーフにされています。プロローグのタイトルからして『All Hallows' Eve.』ですから。まあ2002年7月号増刊なんですけどね。
この時代、2002年もたぶんそんなにハロウィンは意識されていなかったはず。
ところで指定した単語が何回検索されてるか、という人気度を出してくれるGoogleトレンドという便利な機能があります。
これは2004年までしか遡れませんが、同年の人気度はほぼ0。で、10月だけ検索されるという状況が2011年まで続きます。
2011年になると微妙に上がり始めます。同年にはユニバーサル・サプライズ・ハロウィーンてのが始まりました。ハロウィンイベント自体はそれ以前もやってましたが、ユニバ10周年だったんで、関心も高かったんじゃないかと思います。
そこからはうなぎ登り。ちょうどコスプレの認知も上がってた頃じゃないでしょうか。同年だと『まどか☆マギカ』が大人気でした。
2016年になると、人気度が下がり始めます。ただこれは人気が無くなったというより、認知度が上がったのでGoogleで検索する人が減ったのでしょう。このへんで完全に受容されたんじゃないかと思います。
あとはまあ、ハロウィンってかぼちゃのイメージあるじゃないですか。スーパーとかで販促しやすいんじゃないかと。主婦ってだいたい献立に困ってますけど、
「ハロウィンです! かぼちゃ料理いかがですか」
となると「ああかぼちゃにしよう」とか決められますしね。恵方巻きもにたような感じで受け入れられたと思っています。
自分のお気持ち的には、ハロウィンがはびこりはじめたのは2011年あたり、理由はいろいろあるけど今は定着した、そんな風に決着しました。