たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

月見フォカッチャ食べにくい肉々しい美味しい

満月とすすき。吹き出しには『月見れば千々にものこそ悲しけれ なんか食べればだいじょうぶだよ』ハンバーガーに野菜を入れるな教』の信者です。邪魔なんですよ。

ちょっとお高めのハンバーガーとか、高さを競ってきます。パンとバンズだけじゃなくて、レタストマト玉ねぎ、パイナップルとかアボカドを積み上げてきました。

これを自分で組み立てろって言われるときもありますし、串を刺して倒れないように運ばれてくることも。

厚さ10センチとかあります。

そんなに口が開くか。

というわけで、ハンバーガーなのにナイフとフォークを使って切り崩しながら食べたり、先に野菜を片付けてから本命にかかるとかいう話になります。

まあベジファーストはいいことですけど、ハンバーガー食べる時ってまず健康を投げ捨ててると思うんですよ。

モスバーガーなんてのは、この手の食べにくいハンバーガーの筆頭です。そもそもミートソースがこぼれやすい。そのうえトマト。

わかってますよ、あのトマトがジューシーでいいってんでしょ。でも食べにくいじゃないですか。最初にモスバーガー食べた時、噛みそこなって半分トマトがずるって出てきましたからね。

それ以来、モスバーガー食べるときには、まず両サイドのトマトの皮をきちんと噛み切れたか確認。それからミートソースをこぼさないよう、音をたてずに吸い込みます。

ファーストフードってのはなにもかんがえず食べたいじゃないですか。それなのにモスバーガーはいちいち思考しながら食べる羽目になります。

月見フォカッチャもそう。

U字型のソーセージというだけで難易度が高いのに、とろとろのバーベキューソースと半熟月見。さらに千切りのキャベツ。

食べづらさの具現か、とつっこみたくなるレベルです。

まず左から食べます。ソーセージがうまい。ぱっつんと噛み切れて美味しいです。そしてソースをこぼさず頑張る。

中央はバーベキューソースと月見ですね。こぼさないように、包み紙を確認しつつ食べましょう。キャベツがわりと難易度が高い。

フォカッチャなので、包み紙の下にソースがこぼれる心配はありません。それはありがたいです。

これがモスバーガーだと、下にソースがたまります。しょうがないのでポテトとかですくって食べますが、物悲しさがあります。まつりが終わってるのに居残ってるみたいな、引退しない暴走族とか、いい年でまだオタクやってるとか、そんな感じ。

時間つぶしたいならちょうどいいんですけどね。

しかし月見フォカッチャは美味しい。ソーセージだけでなく、具がたっぷりのバーベキューソースも、卵もみんな。

できることなら来年はホットドッグで食べたいです。あんまりこぼれる心配ないじゃないですか。

まあ、文句いいつつ来年も月見フォカッチャ食べてるんでしょうねえ。