機内食というと、「美味しくないから食べないほうがいい」とかいう人までいるくらいです。
結論から言うと、それは仕方がありません。機内食が悪いというより環境が悪い。
人間は高度1万メートルで食事するように出来てないんで、どうしても味覚が鈍くなりがちなんだとか。
わたしはまっっったく分からないほうなので、機内食を美味しく食べています。まあ、飛行機にはあんまり乗らないのでイベント食として楽しめますね。
昔スペインに行った時には、間食としておにぎり、そしてベルギーワッフルが出ました。その当時ベルギーワッフルは珍しかったので美味しくいただいています。多分ベルギー系の航空会社だったんじゃないでしょうか。
あとコルニッションピクルス。小さなキュウリのピクルスにもハマりました。ハムの付け合わせで食べましたが、
「あっ、マックのピクルスってこんな感じだった」
と思い出せて、それからピクルスを買うようになりました。
1つ不思議なのが水の容器。どう見てもゼリーが入ってる円形の容器なんですが、水でした。ひょっとしてフィンガーボウルとか思いましたが、どう考えても水をこぼすだけなのでいただきました。
トルコに行ったときは長いんでいろいろ出ましたが、だいたいなにもかも美味しくて幸せでした。まあトルコ飯自体、1週間食べてても飽きなかったので身体に合っているんだと思いますが。
機内食で、これが最後のピラウ(トルコ・アラブ風の香辛料炊き込みご飯)かと思いつつ食べたのは悲しくも美味しかったです。ごはんが黄色でして、いろんなスパイシーさがありつつ、柔らかいチキンの味が染みていました。
ところで、わたしはエコノミークラスにしか乗ったことがありません。たまにファーストクラスなどを検索してみることがありますが、
「高級なマンガ喫茶の個室」
に見えてしかたないのです。
あの区切ったスペース。そしてほどよい広さ。椅子の周りになにもかも置いてある親切設計。
なにをどう見ても漫喫です。
これでマンガが読み放題なら最高。
日本の航空会社は、端末を貸し出しして、「マンガ読み放題」サービスを付けたら喜ばれるんじゃないでしょうかね。