たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

おじさんの半パンすね毛問題、おばさんのナマ足問題

この夏はめちゃくちゃな暑さでした。暑さは人間の尊厳を奪います。

もう皆ビキニ姿でシャワー浴びつつ歩いてもいいんじゃないと思います。コロナ感染予防的にアウトですが。

さてそんな猛暑の中、「おじさんが半パンを履くときすね毛は剃るべきかどうか」という、イマイチどうでもいい話題が上がりました。すね毛を気にするとかプール授業の中学生か。

個人的意見としては、「すきにしろよすね毛くらい」となります。

おっさんであろうが若者であろうが、家族でもなきゃ恋人でもない相手のすね毛に意見する権利はわたしにはありません。個人的には文庫本を歩いてるシミのほうがよっぽど気になるくらい、どーでもいい話です。

わざわざ「俺さーすね毛うすいんだよね」とか見せつけられるのは別です。実際にいました。心臓の毛は濃いんですねと内心思いました。

そういう例外を除けばすね毛は好きにすりゃいいと思います。どうせですからすね毛アートとかどうですか。刈り込んで模様とか作るの。バリアートってヤツですね。

そしてわたしがおじさんのすね毛問題で思ったのは、「じゃあおばさんもナマ足だしてもいいじゃないか」ということです。

女のナマ足問題というのは年齢差別的でして、だいたい30を過ぎたら足を出してはならないという鉄則があります。そう、たとえ気温が35度を超えようとも。

よく考えなくても正気の沙汰じゃありません。35度っていったらそろそろ体温かよってくらいの気温ですよ。

それなのに、下手をするとスカートにパンティストッキングとかいうマナーを求められます。就活生と喪服ですね。いや死ぬ。ガチで熱中症で危険がヤバい。

まあ、大抵はパンツスタイルに靴下とかサンダルです。35度で

もう半パンかスカートのナマ足でいいじゃん。

女性誌も「日本沈没までの30日における着回しコーデ」とかやってる場合じゃないんですよ。熱中症対策のための半パン・ミニスカ・ナマ足コーデ」ですよ。人の命がかかってるんですよ。

あー分かりますよ、会社じゃ寒いっていうんでしょ。

世の中冷房の効いたオフィスにいる女性ばかりじゃないんですよ。ロッカーに上から着られる巻きスカートでも用意しときゃいいじゃないですか。

だいたい半パンナマ足コーデなら涼しいんですから冷房ガンガン効かせる必要もないじゃないですか。

だいたい一番涼しさを追求するならムームーですよ。戦前のアッパッパでもいい。おばさんのナマ足がみっともないなんて見なきゃいいんですよ。

来年の夏はみんなで半パンナマ足コーデ。ぜひ流行ってほしいものです。