たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

ライオス・トーデンはイルミューイの仔を喰うか

ツイッター(もうこっちのいいかたでいいよね、ほむらちゃん)見てたら、『ダンジョン飯』のライオスが、パーティメンバーのマルシルに『イルミューイ汁』を食べさせるパロディ漫画が流れてきました。

『イルミューイ汁』というのは、『メイドインアビス』に出てくる料理です。かなりキツいネタなので閲覧は注意してください。

元ネタのアドレス貼っておきますね。

https://x.com/ximu_shilang/status/1792105744781005096

この記事は『ダンジョン飯』と『メイドインアビス』のネタバレが入ります。

でまあ、思ったのがタイトルの『ライオスはイルミューイの仔を食べるか』って話です。

結論からいうと「食べるだろうなー」です。

妹でさえ食べたわけですから。一応妹を食べるには理由がありますが、それにしたって味が知りたいという気持ちはあったわけです。

ただし問題があって、ライオスがガンジャ隊にいた場合、おそらく途中で断念して離脱しているでしょう。

ライオスはいろいろ問題があるタイプですが、基本的にお人好しで仲間を大事にする性格。そして彼がダンジョン攻略に際して武器とするのは情報です。

だからこそ、『悪魔』に対した時彼は立ち止まるわけです。

「わからない」と。

マルシルを止めるには悪魔をどうにかしないとダメだ

でも悪魔は生物じゃない

本能や習性 血や骨肉がない 殺せない 食っても減らない

行動原理が読めない

何をしてくるか予想できないし どうしていいかわからない

ダンジョン飯 12巻 184ページ

つまりライオスがアビスに降りるとしても、知らないモンスターが出た場合は対応ができません。その時彼は引き返す選択ができます。

これが『メイドインアビス』の主要な探検家とライオスの違う点です。同じく知らないことに関しては貪欲なんですが、ガチで分からない場合ライオスは突っ込まないんですね。

ファリンが死んでたりマルシルが悪魔に魅了されてたり、というよっぽどの場合ならともかく。

そういう場合でも仲間に止められたら地上に帰ることもできます。

なのでおそらく、上昇負荷を知った時点で、ライオスはリスクを軽減できるかその謎が分かるまでその場に留まります。自分1人ならともかく、パーティメンバーが死にかけてるとまず確実に安全を取るでしょう。

アビスには蘇生もないですから。

さて、そういう話をぜんぶとっぱらって、ライオスがイルミューイ汁を食べる羽目になったとしましょう。

話は戻りますが彼は食べます。

イルミューイは人間です。が、ライオスの判定では亜人も好奇心のうちです。ハーピーの卵があり判定ですから、イルミューイが変化して産んだ子どもたちはセーフ判定です。

むしろ、イルミューイの子どもたちには飲食器官がないため、苦しんで死なせるなら楽にしてやるほうがいいくらいのことは考えるでしょう。

飲食器官が無く生まれ死ぬだけの存在。ライオスならたぶんこれを無精卵だと言うんじゃないでしょうか。

身も蓋もない意見ですけど、たぶんそういってくれるほうが食べなきゃならない人たちにとっては救いなんだと思います。

もちろん、イルミューイの子どもたちは食べられるために生まれてきたのではなく、もっと底しれない悪意に繋がっていくわけですが。

しかし両作品とも、『下へ潜っていく』というダンジョンなのが面白いですね。