たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

コーヒーミルと思い込み

ようやっとコーヒーミルを買いました。3月くらいにコーヒーにハマってから、ついにコーヒーミルにまで行き着いてしまいました。

さて、買ったコーヒーミルはハリオのセラミックコーヒーミル・スケルトンです。2038円也。手動でがっしゃんがっしゃん挽くやつですね。

手動でも電動でも、プロペラみたいな刃のものより、石臼みたいな形で挽くほうがおいしいんだそうです。これはよく行くコーヒー豆店の店長が言った話。

近隣でコーヒー豆売ってるとこは何件かあったんですが、自家焙煎やってくれてしかも安い店はここしかないのでよく行っています。問題が1つあって、この店の主人、顔を覚えるのがとても得意なようです。

わたし3回しか行ってないのにもう顔覚えられてる。

まあ、「なんとかの豆ください」っていうと、生の豆出してきて焙煎してくれます。15分くらいかかるんでその間世間話してます。ちなみに挽いてもくれます。

まだコーヒーミル買ってないけど7月買うんですよね、という話をしてると、石臼形式がいいよとアドバイスもらいました。

「電動なら1万円も出せばちゃんとしたの買えるよ」とも言われました。

やめて。わたしをこれ以上コーヒーの沼に引きずり込まないで。

で、石臼形式で安い手動コーヒーミルを買ったわけです。

これが楽しい。

ぎーこぎーこ挽くんですが、このがりがりとかぎこぎことか、豆が砕かれていく感触が面白い。豆の生殺与奪を握っている気がします。ストレス発散によさそう。

で挽いてみたんですが、石臼部分みてみたら結構粉が細かい。しかも油っぽい。

コーヒー豆って油っぽいんですね、以外に。

そして粉がめっちゃこまかい。化粧に使えるんじゃない?ってくらい細かい。

これでコーヒー入れてびしゃびしゃにすると、幼児なら「この泥でお団子つくったらすっごいキラキラそう!」と目を輝かせそうなくらい良質な泥になります。

名誉のためにいっときますが、煎れたコーヒーはおいしいです。

さすがにこの粉の細かさは要らんな、と調節しました。なんかまだ泥です。おっかしーなこのネジ緩めると挽き具合調節できるはずなんだけどな。まあそれなりに荒いからいっかー。

数日して気がつきました。

緩めるネジ間違ってた。

じゃあなにか、ここ数日わたしは粗挽きになったなとか思ってたけど全然違ってたってことか。なんか変わったとか思ってけどぜんっぜん同じか。

思い込みってのは怖いですね。

 

ちなみに、買ったのはこれです。

www.hario.com