たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

「いや、理由があるから買ったんだ」

どうも、黒いカーディガンを5枚持ち、黒の靴下を7足買ったおばさんです。ちゃんと理由があるんですよ。基本的に服はモノトーンばっかり買っとくじゃないですか。

で、たまに緑とか青とかのアイテムを買う。無論全部無地。

朝起きてあわててひっつかんだ服でも、黒に差し色の緑とか青とかが入ったとりあえずの格好になります。

似たようなもんばっかり買ってるようで、ちゃんと理屈はあるわけですよ。

「じゃあなんでフードプロセッサーが3台あるんだ」

それには長い理由があります。必要だったから。

まずフードプロセッサーというのはすこぶる便利な道具です。それはわかっていただきたい。

1.マルチフードプロセッサー

わたしが最初買ったのは道場六三郎さんプロデュースのマルチフードプロセッサーだったとおもいます。これはめちゃくちゃ使いやすい。

氷でもなんでも砕けますし、そのわりに洗うのも楽です。刃物部分や蓋のパッキンも取り外し簡単で、使い終わったらさっと洗って片付けられるのもありがたいですね。

スタバのフラペチーノみたいな飲み物も、スコーンの生地さえ作れます。まさに万能選手。

ただしわりと場所を取ります。ドリップコーヒーメーカーくらいには場所ふさぎですね。

また、普通のフードプロセッサーはガラス製ですが、これは丈夫な金属製。どこまで砕けているかは、上から見て半分するしかないですね。

2.ハンドブレンダー

で、次に持ってるのは棒タイプの貝印クイックブレンダー。

これはバーミックスが代表例ですが、高いのでグレード下げました。

棒の先に回転する刃がついてて、鍋とか容器に突っ込んで使うタイプですね。

たとえば鍋で皮剥いたじゃがいもを茹でたとします。そのまま茹で汁ごと鍋にブレンダーを突っ込み、ボタンを押せばじゃがいもが砕けてポタージュになります。

棒タイプなので場所も取りません。構造も簡単なんで洗い物も楽。

とはいえ、簡単な構造だけあって、必ずコンセントを抜いてから手入れをしないと大惨事になります。具体的にいえば、コンセントいれたままだと間違ってスイッチ押して先端が回転。洗ってるスポンジとか指とかがスプラッタになりかねません。

さらに深めや大きめの容器を選ばないと液体が飛び散ります。コップいっぱいの飲み物を作りたい時、専門の容器がすでに埋まってると使えないという矛盾が発生します。

3.マルチブレンダー

最後にマルチブレンダー。マジックブレッドといえば、通販番組見る人なら知ってると思います。わたしが持ってるのはマジックブレッドじゃないもっと安いのです。

これは場所を取らず、容器も熱湯消毒できて、さらに容器だけはレンジで調理できます。ブロッコリーとかを砕いて液体にしてからレンジに入れればポタージュができるという寸法。

場所もとらず便利なんですが、洗うのが大変。パッキン剥がすのにいちいち爪楊枝が要ります。ブレード部分も取り外せないんで歯ブラシとかが必要に。

どれもこれも一長一短なんで、やっぱり全部必要なわけです。

プラモデルとかコレクター気質のある人はご理解いただけるかと思います。

まあでもフードプロセッサー3台もちの一人ものってどうかしてますね。