青パパイヤをもらいました。
詳しくいうと、身内が知人からもらって、「料理に手間かかるからあんたが食べて」とわたしにくれました。専門用語で押し付けられたともいいます。
さてその青パパイヤ。けっこうな大きさです。バターナッツカボチャくらいあります。わかりにくいたとえですけど、ラグビーボールより長い感じっていえばいいでしょうか。
食べ方。
皮を剥いて切って水に10分さらしてから調理する。場合によっては手がかぶれるので手袋が必要。
なんで黄色くなってからくれなかったんでしょう。
それならバニラアイス乗っけて楽しく食べられたのに。
青パパイヤをほっといても黄色には熟さないそうなので、諦めて調理をしました。
ピーラーで皮を剥きます。適当に切って、千切りにして水にさらしました。
ごま油、ハイミー、砂糖、酢、めんつゆで味付けてサラダチキンと和えたら、青パパイヤの中華風サラダの出来上がり。
ソムタムという手もあるんですが、レシピを見たらナンプラーとか、果ては石のすり鉢とかクレームをいうので却下しました。
食べきるのに5日くらいかかりました。
もらったものに文句をいうのはよくないんですが、これは栗と同じカテゴリーに入れたほうがいいやつです。
そう、『うかつに人にあげるともらった人が大変なことになる』というやつ。
栗はたしかに美味しいんですが、覚悟がいります。
あの硬い皮を剥いて、渋皮を擦って剥がして、そしてやっと茹でて使い物になります。
わたしは諦めて茹で栗にしてスプーンでほじくり返して食べてます。栗ご飯は栗ご飯の素を使ってます。栗きんとんは瓶詰めの栗の甘露煮がベスト。
栗剥き器とかありますが、令和になっても皮を剥きやすい栗はなかなか普及していません。桃栗三年というから仕方ないんでしょう。
そういえば、柿や梨は果物狩りというのに、栗だけは栗拾いといいますね。
確かに狩るものというより、足でトゲの付いたイガを剥がして中の栗を取り出すという作業感があります。
そんなことを言えるのも、飽食の世で好きなだけ食べられるからかもしれません。