たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

プチトマトはレンチンするとうまい

インスタグラムのショート動画で、売るほど見たレシピがあります。

プチトマトとにんにくのオーブン焼き。

オリーブオイルと粗塩とローズマリーかなんか回しかけて焼くわけですよ。で、焼けたにんにくをナイフで押しつぶす。白いクリーム状になったにんにくが映えます。

そしてプチトマトも潰して、さらにチーズなんかにディップして食べてます。

50回くらい見たような気がしますね。違う人の動画で。

見るたびに「美味しそうだなあ」とは思いつつやりませんでした。ていうかにんにくを1玉使うんですよ。1かけらとかじゃなくて。

腸内細菌が死滅すること考えると怖くて実行できません。

わたしはちまちまと腸内細菌を育てていて、毎日乳酸菌サプリと、日によってオリゴ糖なんかの餌をあげています。せっかく半年くらいかけて育てた腸内フローラをにんにくで全滅させたくありません。

そして今日の昼、『トマトと卵の炒め物』について書いたはてなブックマークを読みました。なぜかこの簡単な料理をつくる人もいなければ中華料理店にも乗ってないって感じだったと思います。

そりゃトマトって切って塩ふるだけでおかずが1品増える便利な野菜です。それをいちいちフライパン取り出して油引いて卵割って炒める手間をかけたいでしょうか。

どうせ炒め物するなら肉を使ってちゃんとしたおかず作るほうがマシです。また、炒め物ってのは1回の食事で2皿以上食べたいもんではないです。いや心の真実を言えば、麻婆豆腐とチャーハンと餃子を食べたいですが、カロリーが怖い。

というわけでトマトは切るだけで終わってると思います。

さて、わたしの冷蔵庫には貰い物のプチトマトが30個くらいあります。

人は年を取るとなぜか家庭菜園をしたくなるらしく、親戚中がはまってます。そして素人の家庭菜園で作られるのはナスとキュウリとプチトマトです。あと緑のカーテンでゴーヤ作って後悔するのはあるあるですね。

ナスはともかく、プチトマトとキュウリはやたら取れます。1日100個くらいのときもあります。到底食べられないので親戚中へ送るわけです。

そして返礼として他の親戚からもプチトマトとかキュウリとかが来ます。

わたしは作ってませんが、よい送りつけ先として選ばれているらしく、プチトマトとかをもらってます。

このプチトマト、実にたべづらい。

生で食べるには大きいし皮が硬い。彩りとして弁当とかにいれますが、だいたい「皮硬いな」で終わります。

マリネとかピクルスなどの小洒落たレシピもありますが、「皮を湯剥きしろ」とかいう無理難題を突きつけてきます。あんな小さいトマトの皮を30個剥くとか難行苦行でしかありません。

そこでヒラメいたんですよ。

「卵と一緒にレンチンしちゃおう」と。

卵はほぐせばレンジで爆発しません。プチトマトも、容器に入れてフォークで穴を開ければ大丈夫。

で、レンチン2分。

めちゃくちゃおいしかったです。

塩だけでもいけます。ミニトマトが破けて、いい感じのソースになってくれてます。トーストをディップすると卵のまろやかさとトマトの旨味が口の中で広がります。

ミニトマトいくつでも食べられますね。

ため息つきながら消費してたミニトマト、今度からは買ってでも作ると思います。