たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

自作菓子は手間と金がすべて

コンビニ行くと色とりどりのお菓子が売っています。シュークリーム、マカロン、ロールケーキ。

そこそこの味で500円以下ですから、街の洋菓子屋が苦戦するわけです。

もちろん、「自分でお菓子を作って食べよう」なんて場合も止めようとか思うわけです。

シュークリームなんて、奴隷労働かよと思うレベルで疲れます。

鍋でシュークリームの生地となる混合物を木べらでかき混ぜますが、しんどい。粘ついて重いから疲れますし、鍋にこびりついて焦がしでもしたら一巻の終わり。

早さとしては北斗の拳ケンシロウ、あれが「あーたたたたたたたたた」って言いますが、あれくらいの目安です。「あー」で一回転。「たたたたた」で一回転。

シュークリームに入れるカスタードも似たようなもんですが、あれを毎日作るパティシエさんを尊敬します。

だいたいお菓子作りなんてのはハンドミキサーが無かったらやる気にならないものですが、シュークリームとカスタードに関してはミキサーが使えません。

なので、わたしはもっと楽なパウンドケーキを作ります。

パウンドケーキはタマゴ、砂糖、バター、薄力粉の分量が同じという楽ちんさ。しかもそんなに膨れなくていいため、泡立てる時の気遣いが要りません。

ショートケーキとかスフレチーズケーキとか、あいつらは膨れなきゃならないので卵白を固く泡立てる工程が必要になります。

この卵白、タマゴのくせして水気があると泡立たないとか、泡立てすぎると分離するとか、細かい文句をグダグダ抜かす製菓材料界のメンヘラ。関わり合いたくありません。

パウンドケーキだとベーキングパウダーという人類の英知が使えるため、卵白などの機嫌を取る必要なしです。素晴らしい。

そして高いバターと小麦粉を使えば自動的に美味しくなるという利点もあります。

素人料理は材料に金をかけられるところがプロより有利。パウンドケーキはわりと明確に味の差が出てきます。

わたしは金と手間つぎ込んで作るからには美味しいものを食べたいので頑張りますが、正直バターが金の延べ棒クラスに高いので、しばらく作らない気がします。

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