スパイスというものは余ります。3大使い切れないものとして消しゴム、有給、スパイスが挙げられるくらいでしょう。
女性ならこれにアイシャドウが入って四天王となります。
さて、だいたい買ってきたスパイス――コショウ以外のやつは、余って使い道を無くし、数年経ってから「これ賞味期限やばいわ」という言い訳で捨てられます。
そんなスパイスの使い道。それはミックススパイスです。
だいたい、主役となるスパイスを決めます。たとえばシナモンが余ったとしたら、お菓子用のスパイスとして考えます。
シナモンを半分以上。それに甘い感じのオールスパイスとか、クッキーとかスタバのラテに入ってそうな香辛料を入れていきます。ジンジャー(ショウガ)とかですね。
ここに七味唐辛子とかコショウとか入れると大惨事になるので止めましょう。
できたミックススパイスは味見して、甘い系ならカフェラテや、チャイスパイスとして使えます。チャイスパイスを買わなくても、使い余したやつで自作すればいいんです。
わたしはジンジャーパウダーをしこたま余らせたので、甘い系としてシナモンと合わせてチャイにしています。
辛い系として、ジンジャーパウダーとヒハツ(コショウぽい味で、ダイエットになるとか)とスモークパプリカを合わせたやつは、なんにでも振りかけています。鶏肉の下味漬けとか、カレーとか、汁物にも入れています。
もししくじったらそん時はそん時です。諦めて捨てればいいんです。どうせ使い余してるんですから。
ぜったいに止めといたほうがいいのは、ここで「ひと味足りない」とか行って新しいスパイスを買ってくることです。「百均で売ってるから」とか言って買い足すのはよしましょう。