たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

かき氷何年も食べてない

かき氷は夏にしか食べられないものという風潮は終わってきたようです。ただしその手のおしゃれカフェ系かき氷には一つ難点がありました。

大きすぎる。

洗面器くらいありそう。小玉スイカに詰めたらあふれますねたぶん。申し訳ないんですが、わたしにはそんなに食べられません。

ものが水ですからそんなに高い料金取れないし、かといって昔みたいに300円で出してたら商売が成り立たないし、で800円くらいにすると洗面器への道に行き着くのはわかります。

いっそそれなら料亭方式にしたらどうか。

まずお通しとして果物が出ます。これで、今日食べるかき氷のトッピングに期待が持てます。さらに水も添えます。かき氷の水です。なんか由来のあるおいしい水ってことにしてください。この2つで300円稼げる。

次に死ぬほど熱いコーヒーか紅茶を提供。身体を熱くして冷たいかき氷とのマリアージュとか楽しむみたいな感じでいけば押せます。ここでプラス500円、計800円行けます。

さらに口直しとしてクッキーとか出します。口をモッサモサにしといて、かき氷をおいしく食べようという魂胆です。これで合計1000円突破。

そして仕上げにかき氷。洗面器タイプじゃなくても行けます。おめでとう1300円突破!

--めちゃくちゃなこと言ってる自覚はあります。

そもそもかき氷に果物とコーヒー紅茶クッキーで1300円出せるのかって話です。私はあんまり出したくないです。

かき氷ってのはそもそも、夏のめちゃくちゃ暑い時に屋台で食べるもんです。舌が真っ青になるブルーハワイとかかけてあって、プラスチックの器で出されます。最近はこれ500円くらいになりました。昔は300円だったのに。

んで、あー暑い、けど冷たい最高だなとかいいながら縁日とかお祭りをぶらついて、なんか適当なもん見繕って、花火でもドーンと上がってれば最高ですね。そうでなくても銭湯にたどり着いて熱いお湯でさっぱりするのもいいもんです。

そういうシチュエーションに憧れ、毎年夏になると「かき氷食べるぞ」と思ってるんですが、コロナ前から5年くらい実行してません。

まあ、世の中そんなもんです。