たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

スフレパンケーキの呪い、あるいは流行には乗っておいたほうがいいこと

今週のお題「あまい」

かつて私はスフレパンケーキ、及びぶ厚いパンケーキに疑義を呈してきました。

スポンジケーキと同じではないかと。メレンゲ泡立てて型に入れて焼くならもうオーブンでやれと。その上生クリームとか果物とか添えてるだけだしと。

それで1000円取るならショートケーキ買ったほうがコスパ高くないかと。

なんでもけなすのはよくありません。呪いが還ってきました。

むちゃくちゃスフレパンケーキが食べたくなりました。

ぶ厚いだけでなく、ふわとろ系のパンケーキです。そんなもんどこでもあるだろと調べてみました。どこにもありません。やべえ。

ちょっと前までファミレスとかカフェにはどこでも判を押したようにふわとろスフレパンケーキが合ったはず。なのにどこからも消えています。そりゃそうだよなめんどいもん作るの。卵高いし。

そうなると自作しかありません。しかし、この物価高にくわえて、卵まで高い。スフレパンケーキのメレンゲって卵3つくらい使います。粉は15グラム。大さじ1かよ。

幸い自宅には乾燥卵白があるのでそれを使えばいい話です。しかしメレンゲ泡立てるのがめんどい。正確には引き出しの奥から電動泡立て器を出してきて、さらに違う引き出しから泡立て器にセットする部品を出してくる必要があります。その上かき混ぜる部品をセットして、コンセントを突っ込みます。

泡立て器

しかもメレンゲというのは水気を嫌いますからボウルを完全に乾かしておかなきゃならない。それからそれから、卵黄となんかえーと粉とか混ぜるボウルもいる。フライパンも温めて皿もいる。コーヒーとか紅茶の準備も。

めんどい。

さらにその上ボウル2つとフライパンと泡立て器の部品を洗って乾かして片付ける作業が残ってます。泡立て器はあんまり使わないので乾燥させとかないとカビくさくなるので手間がかかります。

めんどい。

じゃあ食べに行くかと調べたら遠い。世の中には美食のために旅行するタイプもいますが私が頑張れるのせいぜい家から30分、しかも駅からほぼ歩かないという決まりがあります。駅から15分歩きたくない。

ここで痛感したわけです。

流行ってた時食べときゃよかった。

しかし食べられないとなるとなおさら食べたくなるわけで、悩んでいたところにローソンに入りました。

あったわ。パンケーキ。

たっぷりメレンゲのふわふわパンケーキ|ローソン公式サイト

レンチンで作れてふわしゅわ系のパンケーキ。しかも紙皿だから片付ける手間もない。ばんざい。

人の好みを馬鹿にするのはやめたほうがいいです。

そしてもう反省しましたから、まともな職に巡り合わせてください。