改めて見直して見ると、えーと、その、
食べることばっか。
1.台所のオーケストラ 高峰秀子
高峰秀子っていうとどうしても究極超人あ~るのほう思い出しちゃうんですよね。『カルメン故郷に帰る』。
料理上手なかたで、臘腸(らぷちょん)の炊き込みご飯とか今でも通用しそうなレシピを紹介しています。その上レシピいくつかごとにエッセイと格言がついてるんですよ。和食なら日本、洋食なら西洋、中華なら漢文。
漢文なんて大雅蕩とか聞いたことない引用が出てくる。ちなみに大雅蕩とは詩経からだそうで。『初め有らざるなし 克く終わり有る鮮し』とかの後に『中国風冷やヤッコ』のレシピが出てきます。マジかよ。
2.舌の上の散歩道 團伊玖磨
『パイプのけむり』または『ぞうさん』で知られる團伊玖磨さんの著作。この人は家庭菜園が好きらしく、パッションフルーツとか里芋とかを栽培して食べています。自分の家からだから、そりゃおいしかったでしょう。
ただ、昔のいいかげんな時代なので、外国から好き放題にハーブの種とか果樹の苗とかもらっちゃあ植えてるんですよ。今だったら大炎上間違いなし。
3.ポリ袋でレンチンおかず/アイラップレシピ
はーい全国「レシピ本は読むけど作ってみた料理は1冊1種類あるかどうか」連盟のみなさーん!会員一号です。はい。
こないだジャガイモの皮をむいて切ってアイラップに入れてレンチンしたポテサラがめっちゃ楽で、柳の下のどじょうを狙ってみました。ありがとうKindleアンリミテッド、入ってなかったら読めなかった。
私が手抜きレシピを求めすぎただけであって、ちゃんと作るつもりなら鍋で作るよりかは楽でおいしく作れると思います。