アンディ・ウォーホルが題材にした、キャンベルの缶スープ。ありふれてるから選んだらしいですが、日本ではそれほどでもありません。
遭遇度としては、クロテッドクリームより高いくらい。ただし必ずあるわけでもないという感じです。
このキャンベルのスープ、わたしは1回しゃれで買ってみました。しかし、使ってみて分かったその実力。安い時に買いだめしとくとめちゃくちゃ便利です。
わたしがよく買うのはミネストローネです。細かい野菜がたくさん入って、貝殻型のマカロニもあるという優れもの。もうこれ温めるだけでいいんですが、冷蔵庫に残ってて片付けなきゃならない野菜を適当につっこむとさらに美味しくなります。
この手の片付け料理としてはカレーとかあるんですが、カレーは作ると脂っこいし鍋あらいが手間。そんな時にミネストローネだとちょうどいいんですね。
かといってミネストローネを最初から作るのは大変ですから、缶スープがあるととても便利なわけです。
キャンベルのサイトにいくと、それぞれの味の缶スープを使ったレシピが紹介されています。
クリームマッシュルームスープだと、『カニムースサラダ』とかいう、
「いったいそれのどこにクリームマッシュルーム成分が??」
と、問いたくなるようなレシピまであります。
1回開けてみれば分かります。めっちゃくちゃ濃厚。缶を開けて逆さまにしたら、缶の形のまま落ちてくるくらい濃いです。
なので、そのまま料理のソースとして使えちゃうわけです。クリームマッシュルームスープだと、マッシュルーム入りホワイトソースとして。
ミネストローネならトマトソースとして使えます。
どこだったかで見たレシピだと、ゆでたマカロニにクリームマッシュルームスープを混ぜてオーブンで焼けばグラタンというのもあります。それでいいのか。
まあそれくらい使える幅が広いわけですね。アメリカの忙しい女性にぴったりだったわけです。
日本だと大して使われてませんが、ミネストローネはほんとにもっと普及していいと思います。