時折話題になりますね、学校での髪型を自由にしろってやつ。
おばさんはひとりのおばさんとしていいたいです。
大人になったって、髪型の自由なんかない。と。
学校卒業すると、校則というものには縛られませんが世間というものには縛られます。つーか、校則のほうが明文化されてるだけマシな気がします。
まず会社ではネイルしていいのか悪いのか。髪型は染めていいのか黒髪なのか。明文化なんかされてりゃしないので空気を読んで行動する羽目になります。めんどい。とてもめんどくさい。
男性だと、頭髪がうすくなる、という本人にはどーしようもない身体的問題が発生してきます。ところがこれにも世間は厳しい。バーコードなぞもってのほか。じゃあ丸坊主かっていえばこれも勇気が要る。
短く刈り込んだり、植毛したりという手間が発生します。どーだっていいじゃん他人の髪型なんて。
わたし個人としては、理想はロッテンマイヤーさんのひっつめお団子です。あれほど楽な髪型はない。
ですが、世間様は年食ったらロングはあかん、ヘアアレンジは後れ毛をだしてぬけ感を出せなどどめんどくさいことをほざいてきます。
うるせえわたしがどんな髪型してようと勝手だろうが。
やはり、人類は箱をかぶるべきです。安部公房の箱男の箱より、もっと大きな、全身を覆える箱。空調付き、椅子付き、車輪付きで、レバーおせば好きなとこに好きな温度で座ったまま移動できる。感染対策もばっちり。
これこそが人類の理想です。たぶん。