アニメ『ゆるキャン△』を初めて見たとき思ったのは
「女の子がひとりで野宿!いけません!危ない!獣に現金付き生肉差し出してるようなもんですよ!」でした。
わたしはひとり焼き肉からひとりボーリングまで行ける人ですが、ひとりキャンプはダメです。主に防犯面でやばい。さすがに人気の無いとこでひとりで寝るという勇気は今でもありません。
そういうわけなので、『ゆるキャン△』を見ていると違和感がすごかったです。
「いや……親ぜったい反対するよひとりキャンプ……」
「パジャマで駐車場あるいたらダメだよ……怖いよ……」
ある意味防犯でやったらいかんことフルコースなので、しばらくすると、次のような仮説を立てて楽しむことにしました。
「ゆるキャン△世界では全国民にマイクロチップが取り付けられている。
リアルタイムで全ての行動が監視されており、なでしこたちに不埒な行動をした場合、犯人は即座にスタンガン攻撃を受ける。
そのため、女子高生でも安全にひとりキャンプができる」
考えてみるとひでえディストピアですな。ひとりキャンプのためにそこまでする世界観なのか、ゆるキャン△。ゆるくねえよ。
ひょっとしたらあの世界、次の世界大戦に備えて皆がサバイバル能力を身につける必要があるのかもしれません。
与太話はさておき、さすがにひとりボーリングが出来ても、ひとりキャンプは無理です。
まあ、マイクロチップ内蔵で全行動監視されるよりはマシですね。