このへんの人々が頭の中で混同されて困ります。
まず三浦綾子さんは作家でクリスチャン。名作『氷点』の作者です。で、わたしはこの『氷点』と聞くたびに、
「ああザイルが切れたやつ」
と連想するわけです。違います。
ザイルが切れて揉めるのは『氷壁』。井上靖さんが執筆しました。名前が似てる井上ひさし氏は『ひょっこりひょうたん島』『吉里吉里人』なんかで知られてますね。
悪い方面ですが、井上ひさし氏は家庭内暴力でも話題になりました。この人は元クリスチャンです。
ちなみに曽野綾子さんもキリスト教作家で、三浦朱門さんの奥さんです。
めっちゃ混同します。
この御三方の小説をまるで読んでないあたりも原因。
読めよ、って話なんでしょうけど、なんかどうも食指が動かなくて。
6年間アーメン学校に行ったんでもう神様はいいですと思ってるのかも知れません。
遠藤周作の『海と毒薬』は読んだんですが。あと『わたしが・棄てた・女』とか。
狐狸庵先生はエッセイも面白いんで読んでた記憶があります。
ここいら辺が現代文学史としてテストに出されると、学生は切れると思います。
出されないからいいですけど、テストでブチ切れた同姓同名の人たちはルイさん一族ですね。
ルイなんとか世ってフランスだけでざっと16人以上いるわけですよ。知るか。分かるか。ロンドンブーツ1号2号じゃあるまいし。
しかも絡む連中もアンリなん世とかヘンリーなんちゃらとか勢揃い。もっとわかりやすく、個別に名前つける気はなかったのか。小説でこんなつけ方したら読者に切れられるぞ。
ある意味斬新で面白いかもしれませんが、たぶん怒られるでしょうね。
実際、おじいちゃんと息子と孫が同じ名前ってのはめんどくさいらしくて、愛称で読んでたので更に日本の学生を困らせます。とくに英語で。
チャールズの愛称がチャーリーとかチャックとか知るか。しかもチャーリーはスペルが3つあります。統一しろよ。
たまに英語教師が小テストで出してきたのでムカつきますね。今のDeepLとか見てると「やーいやーい全部努力無駄だったじゃんもっと翻訳AIが進化したら英語とか要らないやばーかばーか」とかいう気分になります。英語なんか大嫌い。