『米は力だ』のキャッチコピーで有名なゲーム『天穂のサクナヒメ』。わたしもプレイしてます。米づくり大変。
夕飯のメニューが多彩なんで、肉を狩ったり山菜取りに行ったりしてます。
白米と豚肉の炙焼、胡瓜の浸物に芋の味噌汁とか普通に献立の参考になりますね。
さてそんな米ですが、新潟はさすが米どころだけあってご飯が美味。
新潟の米の底力を知ったのは旅行で海鮮丼を食べた時のことです。
海鮮丼と何かの寺を目当てにバス旅行に出たんですが、関東から新潟にバスで行くのはやめたほうがいいです。おしりが石になります。
で、やっとついたら雨。景色はどんよりとして暗く、眺めは全く楽しめません。景勝地の記憶がほぼないのはそのせいだと思います。
ただ、広大な日本海の波打ち際は楽しかったです。太平洋とは違う荒々しさがあって好きですね。
そしてなんか港っぽいとこにつきました。
海鮮を水槽に入れて売ってる店が並んでて、サザエのつぼ焼きとか売っています。足元で逃げ出したタコが一生懸命ミゴミゴしてました。
そりゃラヴクラフトもインスマスとかいってビビるわけですよ。我らが先祖もよくこんなもん食おうと思ったもんです。
そして鮮魚店の二階に上がって、楽しみにしていた海鮮丼タイムです。
海鮮が美味しくない。
なんということでしょう。ていうか当たり前です。雨なんですから。
船が海に出ないんですから、海鮮はないに決まってます。あったとして鮮度は都会とにたようなもんです。
ところが、海鮮丼の要素であるご飯はめちゃくちゃ美味でした。
ご飯だけお変わりしたいくらいです。できなかったけど。
盛り付けたほうも理解してたのか、やたらご飯の盛りが景気いい。
普通なら海鮮3、ご飯7くらいですが、ここの海鮮丼はご飯9それ以外って感じです。
なんか漬物だけでご飯が食べられます。美味い。ご飯になんとも言えない甘みがあって、いくらでもたべられそう。正直サザエのつぼ焼きより焼きおにぎりを売るべきです。絶対買うから。
あとお土産店でも塩辛とかよりぜったい米を売るべきでしょう。1キロでいいです。あとは定期販売のチラシつけとけば勝手に客が増えます。
いろいろご飯を食べましたが、あんなに美味しいご飯は新潟以外ではありませんでした。ああ懐かしい新潟のご飯。