たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

佛跳牆とおせち、どっちが作るのは楽か

孤独のグルメ見てたら南粤(なんえつ)美食というお店が出てきました。

「あーあそこかー」と思いましたが、場所を知ってるだけで入ったことはありません。

ゴローちゃんが食べたのは中華釜飯と海老雲呑麺ですが、この店、有名な中華美食『佛跳牆』も出してるんだそうで。

まあ15人集めるとか1人当たり5万円だとか、難易度の高いお料理です。お店のツイッター見てるとたまに募集してますね。

佛跳牆というとはてなブロガーのパルさんこと小林銅蟲先生も作ってます。めちゃくちゃ時間とお金がかかるんだそうで。はー。

わたしはこういうの見ると「なんとか手抜きできないか」と思う方で、例えばハイミーと味の素とコンソメの素を混ぜてみたら似たようなもんできないかと考えてみたりします。無理でしょうね。

ところでたまたま読んでいた『味の台湾』と言う本の作者は、『毎年の年末に佛跳牆を作って嫁の実家に送ってる』と書いてます。マジかよ。

8時間かかるよ? 干しアワビとかお金かかるよ?

作り方と材料は以下のごとく。

主材料は鶏、鴨、羊のウデ肉、豚の足先にアキレス腱など二十数種に及び、副材料は干しシイタケ、干したマテ貝にウズラの卵など十数種に達する。

まず、それぞれすべての材料を下ごしらえする。たとえば豚のスペアリブやヤツガシラは先に油で揚げ、フカヒレやナマコは戻しておき、ウズラの卵はゆで、豚の足先や豚ガツは先に味をつけて煮こむ。それからそれらの材料を甕に詰め、煮出した鶏のスープに紹興酒を加えて九分目まで満たしたところで、とろ火でゆっくりと煮こむか、甕ごと蒸し上げる。調理器具は磁器の甕がよい。大きく深く、口が絞られ胴がふくらんでいるものだ。甕の口は蓮の葉で密封し、甕ごと蒸すことおよそ一時間、仕上がりはやわらかくほろりとして味わいは豊か、香気は馥郁としてこってりと濃く仕上げる。

焦桐.味の台湾(p.243).(株)みすず書房.Kindle版.

実は福建と台湾では作り方が違うらしいんですよ。で、日本で言われるほうはたぶん福建のほう。台湾式では肉を揚げるという下ごしらえをしますが、福建はそういうことはしてないようです。

どちらが美味しいかなんてわたしには分かりませんが、作り方を見てる分には、

「確かに年末におせちの代わりにこれ作れと言われたら、金はともかく出来ることはできるな」という感じでした。

おせちなんか手間かかるのばっかじゃないですか。栗きんとんに、酢バスに、煮物に、松風焼き、錦糸タマゴ、焼きエビ、煮豚、伊達巻き、ユズ窯。

あと雑煮の支度とお赤飯とお餅と年越しそばの準備に天ぷらがついてきます。

ひとつひとつはそれほどじゃ無いですが、大量に来ると、

「うちは料理屋じゃねえんだぞ」と思いたくなるあの量。3日掛かります。金がある年には買って済ませてるやつ筆頭です。

まあ実際に作ることはないんでしょうが、1回食べてみたいですね。

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