たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

美味いものダブルの小田巻き蒸し

美味いものと美味いものを合わせればもっと美味くなる。例としてはカツ丼とハンバーグを合体させようなんてのがあります。バカの飯とか言われますね。ひどい。

そんな合体めしですが、時代が経つと「えっこれおしゃれじゃん」みたいなのが出てきます。

小田巻き蒸しってのがそれだったり。

小田巻き蒸しというのは、茶碗蒸しとうどんの合体です。

でかい丼にゆでたうどんを入れます。冷凍うどんでもいいです。そのほうがレンチンで済むので楽ですね。

ゆでうどんの上に鶏肉にカマボコ、三ツ葉に椎茸にエビにカニ、ゆり根に銀杏。

好きなら煮染めたお揚げ乗せてもいいんじゃないでしょうか。どーんと乗せちゃったらかき混ぜたタマゴに出汁入れた卵液を注ぎ込みます。

準備が出来たらレンジでチン。まあスが入るとか野暮は言いっこなしです。真面目な人は蒸してください。

タマゴが固まったらできあがりです。

これはめちゃくちゃ食べごたえある茶碗蒸しです。わたしは茶碗蒸しが好きでして、よくスーパーで売ってる80円くらいのかに茶碗蒸しとか買うんです。温かくても冷たくてもいいですね。

ぷるぷるのタマゴをすくっていけば鶏肉とかキノコとか銀杏とか当たりが出ます。まるで宝探しみたいで楽しめます。

小田巻き蒸しだと宝探しほうだい。なんならうどんという白銀の鉱脈が黄金の中に埋まっています。熱々の中、じわっと出汁が染みた鶏肉やら、ほくほくした百合根やらを食べるとまた舌触りが違って幸せ。

スプーンと箸で食べるんですが、うどんをすすったりタマゴをすくったり大忙しとなります。

個人的には餡掛けにしても良さそうですね。とろっとしたくずあんをかけて、針ショウガとか添えて味変しつつ食べてみたいです。

寒い時期にはぴったりだと思います、小田巻き蒸し。

タマゴがもう少し安くなったら作りたいですね。

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