たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

タコ焼き器のジレンマ

「ぜったいに1回しか使わないけど手に入れたい」というものが世の中にはあります。

たとえばシャボン玉ロケットランチャー。カラフルなロケランの形をしていて、発射口をシャボン玉液につけてトリガーオンすると、シャボン玉が32連発くらいしゅぽぽぽーんと発射されるというおもちゃです。

ぜったいに1回しか使わない。

また、以前にも言いましたが、地獄のピーヒャラもそうです。これは12本くらいある吹き流しです。ぜったいに1回しか使わないけどやってみたい。

流行のチェアリングもやってみたいです。椅子もって浜辺いってぼーっと本を読む。素敵ですね。たぶんすぐ飽きます。

このように、「ぜったいに1回しか使わないけど手に入れたい」というものはたくさんあります。

じつは私にとって、たこ焼き器もそれに入ります。

「えぇなんで、たこ焼き器なんて毎週つかうやろ。タコパしたことないの。おかんはたこ焼き作ってくれへんかったん?」

関西の人はそういうかもしれません。ていうかこの関西弁はChatGPTに変換してもらったので、「関西弁におかしなとこがある」という関西の方はそちらに申し立ててください。

話を戻すとたこ焼き器は人生で2回使ったことがあるかどうかで、自宅でたこ焼きをしたことはありません。もちろんタコパもありません。

なのにたこ焼き器は欲しいのです。

よく料理動画とかで、『たこ焼き器でつくるシュウマイ』とか、『たこ焼き器でつくる鈴カステラ』とか見るたびに「あー1回やってみたいなー」と思います。焼きおにぎりとか胡麻団子もつくれるそうですね。楽しそう。

でも問題があります。

肝心のタコが、わたしそんなに好きじゃありません。

なんていうか、べつに誘われたり用があれば食べるけど、買ってまで食べるかっていうと……。という感じです。しかも高いし。

メインのたこ焼きについてもそうです。横浜にたこ焼き屋といったら基本銀だこ*1くらいです。あとフードコートにあるやつとか。ぶっちゃけるとたい焼きより付き合いが薄いです。

たこ焼きを作らないと確定してるのに、たこ焼き器が欲しいんです。

そしてぜったいに、このたこ焼き器も買って、シュウマイとかを作り終わったら使わない自信があります。

なのに欲しいんですよね。どうしたらいいんでしょう。

*1:銀だこはたこ焼きじゃないという意見は知ってますがそれくらいしかないです