ローストビーフには大まかに2種類あります。
1つは惣菜屋によくあるタイプ。薄く切ってあって、大きさは手のひらくらい。ローストビーフ丼に乗ってるのもこのタイプですね。
わたしはたまにローストビーフを買うんですが、いつも2割引のやつだからと選んでます。
だいたいローストビーフサラダに化けます。
もう1つは、高級なとこでしか出てこないやつ。
大きさはステーキくらい。厚さも5ミリ位あるんじゃないでしょうか。
麗々しく白い皿とかに乗ってきます。茶色いグレービーソースとかもついてる。中がきれいなピンクで、「高い肉焼いてるんだろうなあ」みたいな感じがするタイプです。
実店舗名をあげると、鎌倉山ローストビーフとかで出てきます。行ったことはありません。
そもそも皿に乗ってるタイプのローストビーフがツイッターで流れてきました。美味しそうだったんで、食べてみたいと検索したわけですよ。
鎌倉山ローストビーフというハイソサエティしか通わない店が出てきました。
ランチ7千円の店です。
Google先生におかれては、検索するやつがすべてランチ7千円の店に行くとでも思ってるんでしょうか。
調べたところ、この手の高いローストビーフを出す店は手が届きません。まあローストビーフって、素材でしか勝負できないですから高く付きます。でかい肉を買う、焼く、そんだけですもんね。
じゃあ自分で作るかってなると、これも難しい。
まずでかい牛肉が今高いです。そしてそのでかい肉をどう食べきるかって話も出てきます。まだ冷凍庫に年末作った煮豚が残ってるわけですよ。
そして高い目のローストビーフは、500グラムの肉塊くらいだと、縦じゃなくて横に切ってやっと具合がいい、それくらいの大きさです。ぜいたくだなあ。
そもそも、わたしがこの手のローストビーフを食べたのは高校の時です。
なんかのイベントで今はなき横浜プリンスホテルに招かれ、そこの立食で出てきました。シェフが目の前で切ってくれるやつ。
一瞬で消えたので1枚しか食べてません。めちゃくちゃ美味しかったです。
温かい肉からじっくり出てくる汁、噛みしめるたび味が深まっていくよう。ソースにまぶして食べるとさらに美味。肉というのはこんなに美味かったのだ、と迷妄が開かれていくようでした。
それにマッシュポテト付け合せにして食べたい。
健康診断を考えると、4月まで待ったほうがよさそうです。ああローストビーフ。