令和5年8月2日(水)、神奈川県横浜市在住のとーじまめさん(女性)の奥歯が薬石効なく除去されました。左上8番、親知らずとして生を受け、約10年間の短い生涯でした。
この親知らずは、生えて以降隣の7番の歯磨きを妨害し、虫歯に至らしめ、さらに抜歯させるという恩知らずでした。
その後腕の悪い歯医者により7番が治療されなかったため、歯肉炎に移行。持ち主の努力にもかかわらず軽快せず、ぐらぐらになり、風邪やストレスのたびに痛みをもたらしました。
持ち主のとーじまめさんは、「この親知らずのせいで虫歯が増えた」「生えてこなければよかった」と述懐。度重なる歯科医通いにも関わらず、親知らずは8月2日の午前6時に90度に曲がり、歯肉から殆どが飛び出しました。
とーじまめさんは歯科医に連絡。万障繰り合わせの上予約を取って、親知らずの除去に踏み切りました。なお、遺体は持ち帰ったとのことです。
とても美しい歯で、抜けてしまったとは思えないくらいでした。よそに生えていればさぞかしよかったことでしょう。
その後とーじまめさんの容態は軽快。痛みも腫れも全く無く、インプラントやブリッジの必要性もないとのことです。さらに飲食も問題なく、「こんなに快適なら早く抜けばよかった」と述べています。
抜けてしまった親知らずですが、次の世では、もっと役に立つところに生まれ変わってほしいものです。