たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

川崎にかつてあった九龍城を元地元民の目から語ろう

今週のお題「これって私の地元だけですか」

『ウェアハウス川崎』というゲーセンが昔ありました。香港の有名なスラム街、『九龍城』をモチーフにしたことで有名。

潰れる時には多くの人を嘆かせたものです。

まあ、そんな川崎九龍城の思い出を語っていきます。

えーと。この川崎九龍城なんですが。立地が……。

下の図をまずご参照ください。

赤い点がおおよその『ウェアハウス川崎』となります。

で、左下に『八丁畷(はっちょうなわて)駅』とありますね。この駅と赤い点を結ぶエリアが、だいたいドヤ街とよばれます。

これがね。わりとね。しんどいんですよ。

だってゲーセンから歩いて1分でドヤですもん。

ニセもののスラムから歩いて1分でリアルドヤ街。

あんまし趣味がいいとはいえない気がします。

別にドヤといっても、そんなおかしい雰囲気じゃありません。八丁畷駅から京急川崎駅までの電車に乗ってれば見えますが、なんか旅館がずーっと並んでるってだけです。

現在は高齢化したそうで、ずいぶん落ちついたとはいいます。

詳しいことは下のリンクをどうぞ。

tokyodeep.info

ちなみに川崎九龍城の住所は日進町です。

さらにいうと、川崎駅からも近いとは言いがたいです。不動産のチラシで「最寄り駅は川崎駅」というのはウソではないけど近くもないというあたり。ちょうど中間なんですよね。

だいたい600メートル、歩いて7分。チネチッタ川崎という、ハロウィンで知られる映画館がありますがそこからも微妙に遠い。近隣には駄弁れる飲食店がそんなにあるわけでもない。コスプレにしても着替えるところは多分けっこう離れています。

そんなわけで、どうしても客足が遠のくところではあります。

あのゲーセンが潰れたのは残念ですが、せめてもっと違う場所ならよかったなあと思っていました。