たとなてかない

『た』い『と』る『な』ん『て』おもいつ『かない』という意味です。内容はフィクションですよ。

人生で一番役に立たないマツタケの知識

マツタケ。人生で1回しか食べた記憶がありません。料理教室で食べた「マツタケの土瓶蒸し」です。

その料理教室は好きな日を選んで参加できるのですが、なぜかその日だけ人数がやたら多かった気がします。

そのマツタケは肉厚でおいしかったです。しかも先生方が引いてくれたお出汁がさらに芳醇。5リットルくらい飲めると思いました。

ちなみにマツタケを長期保存する方法というのがあります。

片っ端からガス火で焼いて、和紙でぴったり包んでからアルミホイルで厳重に包装。和紙じゃなくてサランラップだったかもしんないですがどうでもいいです。

そしてその包みを冷凍で保存。1年くらいマツタケがもつそうですどうでもいいです。

だってマツタケ高いもん。

たまに買ってみようかと思うけど菌類のくせに1本1500円とかしやがるんですよ。グラム何円だよ。末端価格言ってみろおい。

だいたい人生で1回しか食べたことないのに長期保存方法を覚えていてなんのやくにたつというのでしょうか。30本くらい松茸があったら練炭と七輪買ってきて炭火で焼いてそのまま食べますね。多分人生終わらせるのかと勘違いされそうですよ。

1回しか食べたことのないマツタケの記憶をたどれば、あの香り高さと、肉厚の歯ごたえです。エリンギはキシキシいいますがマツタケはみっしりです。歯を押し返してくる密度があります。

そしてマツタケがたくさんあったら土瓶蒸しですね。お出汁でもなんでも引いてやりますともさ。

さらにマツタケのバター焼き。ちょっと焼けたところに醤油とバター。じゅっとか言ってたべたことないけど。

とどめにマツタケのほうが多いマツタケご飯。食べても食べてもマツタケ

そんな夢を見ています。マツタケ